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【STAGE3】SAHARA RACE in Namibia ~ナミブ砂漠マラソン~(2016/05/03)

      2016/05/26

この記事の所要時間: 337

朝起きて、朝飯を済ませ、テントの中で広げた荷物をバックパックへ詰め込む。

2日経っただけなのに荷物の量が減り、バックパックにおさめるのも簡単になったような気がした。

ブリーフィングの時間に飯を済ませ、最後まで着ていたレインパーカーをバックパックにつめ、そのバックパックは椅子に置いたままトイレへ。

戻ってくると、カメムシがバックパックにくっついていた。「日本と同じような虫いるじゃーん」なんて思った。

水をボトルに入れるのを忘れていて、ペットボトルからマイボトルへ水を流し込んでいるとスタートのカウントダウンが始まった。

慌ててスタートを切ったが最後尾からのスタート。

でも途中でマキさんを見つけて、頑張ってついていこうと意気込んでいたが、CP1まですらもたなかった。さすがマキさん。マダガスカルのロービングレースでの成績をおさめただけある選手だなと思った。小柄なのに強い。

膝が痛過ぎて上がらなくなり、序盤から歩き始めてしまった。


走ることは出来ないかもしれないけど、誰よりも一生懸命歩くことは出来る。出来ることからやろうと思って、痛くならないように脚を前に進めた。


3日目の今日は砂漠らしい砂漠がチラホラ見え始めるコース。

CP1に辿り着くと、朝は霧がかっていて寒かったのに、たった10kmほどの道のりを進んだだけで、信じられないほど気温が上がった。

このチェックポイントには唯一日本人のボランティアスタッフがいて、その方に水のスプレーで霧しぶきを顔や首元やらにかけてもらった。


こういうエイドステーションでのちょっとしたスタッフとのやりとりが物凄く有難かった。


ただひたすらにがれ場の続くアップダウンを進む。


ようやくCP2。

ここまでも長かったが、止まっているとさらに気温が上がるので休まず進む。



進んでも進んでも同じような小石が積み上がった山が現れて、さっきの山ってまだあそこなの?みたいな感覚にもなった。


この山を見てもらったら分かるかもしれないけど、ゴロゴロした岩が積み上がった山がそこらじゅうにある。

広い空、広い大地…じゃない。

クソ広過ぎる空、クソ広過ぎる大地…だし、

キントーン!!って呼びたくなった。



ミヤザキさんが後ろから追ってきていた。寝転がっているのはカメラマン。


そしてその時の写真。


(4deserts photo)


(4deserts photo)


本日のCP3。もうあと10キロ進まねばならぬ…。


暑い。ただただ暑くて、蜃気楼で向こうに見える山が宙に浮いているように地上から切り離されてるような場面もいくつもあった。

遠くに湖のような青い水溜りが見えたり…蜃気楼ってコレなんだって生まれて初めて体験した。


まさにここで左足ふくらはぎをやてしまった。

両膝はだい動かなくなっていたけど、ここでまさかふくらはぎまでやられるとは思わなかった。

サボテンのようなアロエのようなよく分からない植物もあちこちの岩場から生えていて、生命力ってスゲーって思った。
言葉が拙過ぎて、伝わらないかもしれないけど、先に誰も見えないくらい、本当に先が長くて広過ぎて、あと少しなのに常にもう走るのやめようかなとも何度も考えた。

あともう少しだって言われたけど、腰を下ろしていってもいいぞと言われペットボトルに腰掛けた。

尻にペットボトルの蓋が刺さるだけの何も工夫されていない椅子?だったし、クソ暑いし、座ってるだけでクソ疲れるペットボトル椅子から腰を上げて、前に脚を進めることにした。


あれだけ遠くからでも見えなかったキャンプ地が急に現れる瞬間は、最高にテンションが上がる。

ステージ3、3日目クリア。


ガレ場続きのステージ3はとにかく足下が悪く、両足薬指は水ぶくれができ爆発寸前だった。


ナミビアの民族らしい。キャンプ地まで来てくれたのだろうか。なんて言う民族か忘れてしまったが、笑顔が素敵で手を振って挨拶をすると、笑顔で手を振り返してくれた。


飯の時間の前に膨れ上がったまめを処置し、食後はその専門の方に、膝にテーピングをしてもらった。

これで明日もなんとか乗り切れるかもと思って、自分のテントに戻って寝ることにした。

 - 【RUNNING】×【Desert】, ナミビア/Namibia, ブログ, ランニング

Comment

  1. okagu より:

    「キントーン」と叫べば、
    本当に飛んできそうな、広大な空と大地ですね。
    朝のカメムシは亀仙人だったのかも?

    砂漠の蜃気楼…すごい!

    砂漠での生活に少し慣れてきたとはいえ、
    身体の痛みとの闘いも本格的になり、
    がれ場の続く砂漠はかなり堪えたようですね。
    それでも砂漠の植物から生命力を少しもらえたのかな?
    STAGE3の完走おめでとう!

    • Hidefumi-Ikebe より:

      砂漠の植物はかなり枯れ果てていたので、自分もこうなりそうやな〜なんて思いながら、そうならないように頑張って走りました笑。助けてくれたのはどこまでも続く空と大地です。あれがあったからこそまだまだここでは終われない、ここからがあの先の向こうまで旅をしたいと思わせてくれました。

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